あらすじ

人の記憶とは、完璧に思えて穴だらけだ。 15年前から始まった、この穏やかで、少しだけ不便な暮らし。 高身長で少しだけ古風なこだわりを持つ私は、自作の視覚デバイス『PED』を相棒に、日々のささやかな献立を日記に綴っている。 仕事帰りに寄る馴染みのジャンク屋、そこで交わす他愛のない会話。 そして、キッチンから漂う美味しそうな香り。 「夕食の記憶が少しだけ薄いのは、きっと、今日という日が充実しすぎているせいだろう」 これは、どこにでもいる「メガネさん」の、穏やかで完璧な日常の記録。 本日の事故、0件。 私は今日も、幸せな「赤(ボロネーゼ)」から一日を書き始める。

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小説を読もう2026/05/04
  • 現在の作品砂嵐の向こうは、今日も晴れ ―PED:0― 画像あり