あらすじ
子爵令嬢カミラは、生まれた時から前世の記憶を持っていた。
ある日、王宮の茶会で宰相を目にした瞬間――ここが前世でプレイしていた乙女ゲーム『ライトオブクラウン』の世界だと気づく。
そして同時に思い出す。
自分の“推し”である宰相の息子・カイゼルが、悲恋の末に心中するバッドエンドを。
――絶対に会いたい。
その一心で、カミラは彼の婚約者である男爵令嬢に接触しようとするが、あっさり拒否されてしまう。
しかし、調べていくうちに知る。
その男爵家は借金まみれで、ジャガイモ事業に失敗しかけていることを。
ならば――助ければいい。
前世の知識を総動員し、ジャガイモの流通と加工(ポテトチップス)を提案したカミラは、商会を巻き込み、見事に事業を成功させる。
その結果、男爵家に恩を売り、ついにお茶会の機会を手に入れることに成功するが――