あらすじ

「……この国、たぶんもう詰んでるから」 思わず漏らした一言に、隣にいた親友――悪役令嬢は優しく笑った。 ああ、この人は最初から分かっていたのだ。 この国がすでに取り返しのつかないところまで壊れていることを。 責任を取らない王族。 現実から目を逸らす貴族たち。 そして、正しい人間から順番に切り捨てられていく社会。 そのすべてを見抜いた上で、彼女はただ一人だけ。 私に執着していた。 「あなたさえいれば、私は退屈しないもの」 その言葉が、冗談ではないことだけは分かってしまう。 これは、すべてが手遅れになった国で。 悪役令嬢とその親友が、崩壊すら楽しんでしまう物語。

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小説を読もう2026/05/03
  • 現在の作品悪役令嬢の親友ですが、彼女は国の崩壊を楽しみながら私に執着しています。