あらすじ
四十年前、〇〇市は唐突に〇〇中学校の廃校を決めた。理由の詳細は一切語られず、在校生徒は強制的に近くの中学校へ転校させられた。
先日、上野と仲の良い谷岡の母が五十五歳で亡くなった。谷岡の母はその廃校になった年の〇〇中学校に在籍していた。クラスは一年一組だった。
谷岡がある日、上野と藤倉と岡元に、とある紙を見せてきた。その紙は、「一年一組 名簿表」。母の遺品として発見されたという。
一人一人名前を見ていくと、名前の横に油性ペンで数字が書かれた生徒がいた。谷岡の母の旧姓は赤沼で、出席番号が一番だった。名前の横には55と書かれていた。
上野たちはこれを亡くなった年齢と仮定し、在籍していた計二十五人全員分を見ていくと...