あらすじ
群れることが死ぬほど嫌いで、この世は空虚だと思っている公爵令嬢アーネ・エスカマルク。
万能の才能を持ちながらも爪を隠し、ただ穏便に高等科を卒業したいだけーーそのはずだった。
入学式初日、人だかりをすり抜けようとしたその瞬間、
幼馴染の第二王子・カイル・ヴェルタに、あっさり捕まった。
「同じクラスだそうだ。よろしく」
そう言われるが、彼と仲良くする気なんて最初からない。彼は大勢の注目の的。できればそういう人とは関わりたくない。だから避けようとする。
でも、逃げても追いかけてくるわ、隣に座ってくるわ、話しかけてくるわ、なんで私にだけ絡んでくるんですか、殿下。
一人でいたいのに、なぜか彼は私にかまってきます。
何故ですか?