あらすじ
父の突然の死で絶望に突き落とされた呉服屋の娘、和花は母を守るために愛のない婚約を受け入れ、帝都の老舗呉服屋加納屋に嫁ぐ。和花を道具としか思っていない義父母や意地悪な義妹、和花に興味のない婚約者と共に暮らす中で、和花は次第に心を閉ざし、更には生まれながらに持っていた絵を描く才を失ってしまう。
絶望の日々の中、店に訪れたのは帝都で有名な名家の御曹司 蒼弥だった。蒼弥の優しさは、和花を色彩豊かな世界へと導いていく――
これは、蒼弥との出会いをきっかけに「自分の人生」を色鮮やかに描きはじめた少女の愛と彩りの恋模様物語。