あらすじ
「愛のない女など、我が家には不要だ」
名門貴族の妻だったエルミラは、夫ガルドスから身に覚えのない不貞の疑いをかけられ、着の身着のままで離婚・追放される。
雨の中、行き倒れかけた彼女を拾ったのは、冷酷無比と恐れられる帝国皇帝ゼノヴィスだった。
エルミラは天性の明るさと「人の懐に入り込む才能」で、凍てついた皇帝の心を一瞬で溶かしてしまう。
一方、エルミラを捨てて浮気相手と再婚したガルドスは、彼女がいなくなった途端に領地経営が行き詰まり、破滅へと突き進むことに。
「頼む、戻ってきてくれ!」と泣きつく元夫の前に、世界で最も尊い男、皇帝ゼノヴィスが立ちはだかる。