あらすじ
自転車で転んだ――そのはずだった。
事務員として働く流美は、気がつくと妖精が飛び、魔法が当たり前の異世界にいた。
足の腱を切られ、記憶は混ざり、混乱していく。
そんな中、無表情な少女コハナに助けられ、
モフモフの小型犬フーに癒されていく。
ある日、湖の女神から告げられる。
「あなたの魂は、二つ混ざっている」
「選びなさい。流美の魂か、ルシナの魂か」
突然突きつけられた“選択”。
「選べない……どちらかが消えるなんて……」
「町でも見ながら、考えればいい」
女神から与えられた猶予。
パン屋、カフェ、薬草屋、自警団と関わる中で、少しずつ居場所を見つけていく。
不器用な靴職人との出会いと、恋模様。
ほのぼのと暮らせる、そう思っていた。
しかしその町には、恐ろしい伝承があった。
暗躍する、正体不明の存在。
違和感のある出来事。
繋がっていく点と点。
やがて明かされる“裏の構造”。
それぞれが抱える選択。
張り巡らされた伏線と、その先にあるものとは。
恋と秘密と選択が交差する中で、「どう生きるか」を選び続ける物語。
⭐︎なろうでも投稿(本編完結)しています