あらすじ
眼鏡の令嬢リネット・フェルモアは暗く人見知りということで、婚約破棄を言い渡されてしまう。しかしリネットが暗い性格になったのには理由があった。そして眼鏡をかけていることにも……。
リネットは眼鏡を外すと視えてしまうのだ。人間の感情が。
特殊な力、〝感彩覚〟によって、リネットは憎しみ、あざけり、怒り、悲しみ、様々な感情を通常の人間よりもはるかに微細に感じ取れてしまう。
これまで常人が感知できない様々な感情を視てきたがゆえに、すっかり陰気で人嫌いになってしまったリネット。因果なものでそれゆえ婚約破棄されてしまったのだが……。
その時、視てしまったのだ、婚約者の傍らでじゃれつく令嬢の心のを色を……。
といった感じの感情が色になって視える、眼鏡令嬢がしぶしぶざまぁする話です。