あらすじ
とある大名の飼い犬、狆の牡丹の世話係として、江戸上屋敷で働いていた15歳の腰元のお松。
ある日突然、お松は牡丹と共に異世界に飛ばされてしまった。
そこにいたのはお松のことを『運命の番』と呼ぶ美しい異形の男、魔王ダンダリオン。
二人は静かな森の中の一軒家で暮らし始める。
ダンダリオンはお松を溺愛し、絶え間なく愛の言葉を囁き、甲斐甲斐しく世話をする。
お松もまたダンダリオンのために料理をし、庭から摘んで来た花を活ける。
そんな風に穏やかに暮らすこと三年。
お松はついに、ダンダリオンの思いを受け入れる決心をした。