あらすじ
勇者パーティーのサポーターのレオは、勇者と共に魔王の一歩手前までせまった。
だがここにたどり着くまでの損害は大きく、当初の仲間は全員死んでいた。
最後の扉を開ける前、勇者の優しさによってレオは最後のスキルを獲得する。
命を代償として発動する絶対的な効果を発揮するそのスキルをレオは躊躇無く発動させた。
目が覚めると、レオは自分のスキルによって過去へと戻っていた。
そこで知ったのは、あまりにも重い現実。
親愛していた勇者の死。
支え尽くしていた仲間達から信頼を得ていなかったという事実。
全部ただの思い上がりだった。
過去に戻った今ならもう一度、やり直せる。
知っている未来の知識を全部使えば、今度こそ救えるはずだ。
旅の途中で死んでいった仲間たちを今度は全員助ける。
勇者を死なせたりはしない。
そして全員の力で魔王を倒す。
そのためなら、全てに嫌われてもいい。
悪役になっても構わない。
レオはそう決心する。
今回は勇者の後ろを付いていくだけのサポーターじゃない。
剣を取り勇者の隣で共に戦う、信頼される仲間に。
旅の資金で二度と苦労はさせない。
世紀の大発見と騒がれた、未知の金属を先に手に入れて利権を奪ってでも用意する。
サポーターのスキルは有能で【収納】【圧縮】【取出】【歩荷】上手く使えば何でも出来る。
未来の天才鍛冶師を仲間に引き入れ、強力な武器をつくらせよう。
莫大な利益と権力を手に入れ、商人としても成り上がっていく。
前回の旅で得た経験。
貴族相手に鍛えてきた交渉術。
そして未来を知るという最大の武器。
全てを使って、今度こそ勇者を救う。
これは悪役となって陰で暗躍する勇者パーティーのサポーターの物語