あらすじ

公爵令嬢エルザの替え玉として十年間生きてきた少女・ルナ。 ある日、王太子との婚約破棄の場に替え玉のまま引き出され、 虚偽の罪を着せられた上で隣国へ送り込まれた。 公爵家の思惑は「厄介払い」。 本物エルザの目論見は「やっと自由になれる」。 王太子の計算は「これで新しい婚約者と結ばれる」。 全員の思惑通り、何もかもうまくいくはずだった。 ――ルナが隣国で、想定外の活躍をしなければ。 王太子は新しい婚約者に振り回されて皇位を失い、 公爵家は替え玉を使っていた事実が発覚して信用を失い、 本物令嬢は自ら動いて自滅した。 誰も恨んでいない。復讐もしていない。 ただ居心地がよかったから、ここにいるだけ。 隣国王は替え玉と知りながら、今日も黙って隣に立っている。 「本物より替え玉のほうがよかった」 ――そう隣国王子が言うのも、無理はないかもしれない。

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カクヨム
カクヨム2026/05/02
  • 現在の作品悪評付きで隣国に送られた替え玉令嬢、なぜか王宮で厚遇されています