あらすじ

西暦二〇七七年。人類の二割に第六感が存在することが証明された。 論文ではそれを「sesto legacy(六番目の贈り物)」と定義し、世間は親しみを込めて「ギフト」と呼ぶ。 ギフトは必ずしも有益な才能ではない。お湯が沸く瞬間が分かる。匂いで人の機嫌が分かる。他人の重心の位置が分かる。 そして、何も持たない者――ノン・ギフテッド。 元プロサッカー選手の解説者・東堂渉は、顔全体を見ることで「他者のギフトが分かる」能力を持つ。 その力で幾多の試合を読み解き的中させてきた東堂は、ある試合で無能力のストライカーに予測を覆される。 「ギフト」は、その人の人生を決めてしまうのか。 特に役には立たないが、あると少し嬉しい「ギフト」。 与えられた者と、与えられなかった者。 それぞれの人生を描く連作ショート小説。

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カクヨム
カクヨム2026/05/02
  • 現在の作品ギフト~末人的第六感覚についての考察~