あらすじ
今井探偵事務所は、所長であり探偵を務める千鶴さんと、従業員であり助手である僕、矢田部蓮の2人で活動している。
僕が今井探偵事務所に来てから4年目の今年、探偵事務所は新たに探偵喫茶として大幅リニューアルをした。
開店初日は喫茶店目当てのお客さんしか来なかったが、僕が淹れるコーヒーも千鶴さんが淹れる紅茶も好評で、無事にスタートを切ることができた。
そんなある日、コーヒーを飲みながら難しい表情を浮かべる男性客が現れる。喫茶店担当になった僕が話を聞くと、仕事上の悩みがどうしても解決できなくて困っているという。
この機会を逃すまいと、僕は探偵喫茶のコンセプトを説明し、そのまま千鶴さんの待つ探偵スペースへの誘導に成功した。
それからはいつも通り、千鶴さんの「ひとりごとモード」が始まるのを待って、お悩み解決に至るのである。
探偵喫茶がある建物の二階で一緒に住むことになった僕たちは、仕事中だけでなく私生活でも行動をともにするようになった。
その結果、より多くの日常を語ることになり、嬉し恥ずかしを隠し切れない僕だけど、ステージが変わってもゆるくまったりとした日常は変わらない。
千鶴さんの意外な一面が見られるお茶会に始まり、クラス運営に頭を抱える小学校教諭、犯行予告状が届いた宝石店のオーナーなど、新年度を迎えても変わらず千鶴さんのもとを訪れる人は多い。
日常パートも探偵パートも充実したシリーズ第5弾。
今回も千鶴さんのかわいらしさを余すところなくお届けできればと思う。
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新章の最初のエピソードになりますが、いつも通りのゆるさをもって、千鶴さんの観察日記をお届けします。
コーヒーもしくは紅茶を飲みながら、ゆったりとした気持ちで二人のことを見守ってもらえますと幸いです。