あらすじ
王立学園の卒業舞踏会で、王太子ディオンは公爵令嬢カリスタに婚約破棄を言い渡した。
隣には涙を流す義妹ヴァネッサ。彼女を信じた王太子は、証拠も確かめずカリスタを切り捨てる。
だが、王太子は知らなかった。
ヴァレリオン公爵家が、王国銀行、港湾、物流、信用保証――王国経済を支える契約の中枢を握っていたことを。
婚約破棄と同時に、カリスタは静かに告げる。
「では契約を終了いたします」
その瞬間、港は止まり、銀行は引き、王都は混乱へ。
やがて暴かれる義妹一家の不正、そして王太子の致命的な愚行。
最後に待つのは、王宮大広間での公開断罪。
見苦しく喚き、衛兵に引きずられていく元王太子を前に、カリスタはただ静かに告げる。
「契約は終わりました」
婚約破棄から始まる、徹底的な最強ざまあ恋愛ファンタジー。