あらすじ
草薙流骨法合気道場の道場主にして探偵、草薙仁。
眠そうな目と脱力した姿勢、どこか間の抜けた日常を送るこの男には、人が隠した「歪み」を身体で感じ取る異常な感覚が備わっていた。
ある日、京都からやってきた高校生・七草ちひろが道場の門を叩く。合気道の有段者でありながら草薙の流儀を学ぶために単身やってきた少女は、いつしか草薙の助手として事件に関わるようになっていく。
ちひろが言葉にして、草薙が違和感を暴く。
普段は漫才のような二人が、真相の前でだけ静かになる。
嘘は隠せても、歪みは消えない。
草薙仁が今日も違和感を追う。