あらすじ
シャルコット王国第二王子、セルヴィアンは完全無欠でどんな困難も即時に対応する天からの授かり子と呼ばれていた。
そんな彼が婚約したのは八歳のとき。
お相手は公爵家の令嬢、ダイアナ・カールトン。
彼女は強く巻かれた赤毛とはっきりした顔立ちが印象的な美少女で、少し変わった一面を持ち合わせていた。
『十五歳になったとき、あなたは運命の恋に落ちるの』
『それから、あなたの毎日は彼女しか見えなくなって、十八才になるころに悪役令嬢のわたしは婚約破棄をされてしまうのよ』
彼女は未来が見えるため、先の世界を口にすることがあった。
そして、彼女の告げる運命の十五歳が、もうすぐセルヴィアンには訪れようとしていた。