あらすじ
とある大陸の中央に位置する独立都市テーゼ。
テーゼは4つの大国に挟まれながらも、交通交易の要衝として確固たる地位を築き、周辺4国の絶妙な
パワーバランスの上で、中立な緩衝地帯として独立主権を認められていた。
また、女神信仰の強いこの地域の中で都市の 「無宗教化」を宣言した事で、周辺国からは不信心者・異端者が集う「変わり者たちの街」と揶揄されてもいた。
テーゼ現領主は、急逝した前領主の後を継いだ
一人娘エリシア。
彼女は己の未熟さを自覚しながらも、持ち前の実直さで領主の任に相応しくあろうと日夜抗う。
そんな彼女を支える執政官補佐アルベルト。
「偏屈」「頑固者」「人外」…、様々な二つ名を持つ敏腕の補佐役は、日々エリシアを叱咤激励し、
彼女の成長を見守りつつ、二人三脚で独立都市テーゼの政務を取り仕切ってきた。
ある日、崩落事故に巻き込まれたアルベルトは、地下の空洞で"神性"を帯びた少女を発見する。
彼女は300年前、この地を治めていた領主と、親子のように穏やかな日々を過ごしていた。
しかし他国の侵略で領主は彼女の傍らで命を落とし、絶望した彼女はその膨大な"神気"を発露し周辺一帯を消失させ、悲嘆の末に深い眠りについていたのだった。
目覚めた少女とアルベルトとの邂逅。
アルベルトが何気なく口にした言葉が、300年前に亡き領主が少女に向けた言葉と重なる。
その言葉を”鍵”に、少女は再び人との絆を結び始める。
アルベルトとエリシアは、少女をリンと名付け、彼女の”神性”を秘匿し、あくまで彼女を普通の人間として接し、ともに暮らす事にする。
しかし、いくつかの事件を経て、リンの"神性"が少しずつ露呈していく事になる。
それでも”家族”として、リンとともにあろうとするアルベルトとエリシア。
これは、祈られなかった"神"と、祈らない事で"神”を守ろうとした不信心者たちの物語。
【この話にないもの】
魔法、ハーレム、俺tueee
【この話にあるもの】
いい話、感動系、パッピーエンド、バトル、ざまあ
チート、俺tueee、ハーレムはありません。
各章とも、なるべくノンストレスなハッピーエンドを心掛けています。