あらすじ

戦国時代、吉備の村。春は九歳で死ぬ運命にある少女だった。 現代日本で、その物語を読みながら感電死した椿は、気がつくと「春」として戦国時代に立っていた。 彼女がいたのは、死ぬはずの脇役。しかし、歴史の知識を持つ彼女は知っている。 この先、兄が崖から落ち、母が出産で死に、生まれた弟は桃太郎として川に流されることを。 歴史を大きく変えれば、桃太郎も、彼と結ばれるくノ一の時雨も、その子孫も未来から消える。 だから椿は誓う。誰にも知られず、歴史にも残らず、ただ名もなき命だけを救う「影の戦士」になると。 これは、自分の愛した物語を守るために、その物語の「穴」を埋め続けた女の、静かな戦いの記録である。 ※本作は『時雨の焼印』の続編ですが、この一作だけでもお楽しみいただけます。

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カクヨム
カクヨム2026/05/01
  • 現在の作品作者への反逆〜転生したので、春の運命を書き換えてみせます〜