あらすじ

江戸の町から花火師が消えて、十二年。 廃業した玉屋の末娘・佐江は、亡き母の遺言に従い、蔵の床下から十二発の玉を掘り出す。 玉皮には朱で書かれた数字。そして最後の一発には、「遺」の一字。 一夜に一発、十二夜連続で出る妖火を祓い、大祭の夜に降臨する〈親玉〉を封じよ。 「玉屋――佐江。ただいま、復位いたします」 一族の矜持と、母の意志を継ぐため、十九歳の娘が打揚筒を担いで、夜の江戸を駆ける。 遠くから見れば、ただの花火大会。けれどその一発は、町を救う命の火。 全5話完結・短編連作「花火師三部作」第一部

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小説を読もう2026/05/01
  • 現在の作品宵闇に咲くは、此の一発~江戸最後の花火師、佐江〜