あらすじ

「殿下のご命令だから受け入れたが、俺は君を愛するつもりはないし、妻として遇する気もない。ここでの生活は認めるが、俺に迷惑はかけないでくれ」 シャルリーヌは結婚式を迎えた日の夜、寝室にやって来た夫にそう言われた。 それから1年。 家の主人である夫に顧みられないシャルリーヌは、使用人たちからも見下され、肩身の狭い思いをして生きていた。 夫は王太子の側近であるため城に部屋を賜っていて、家には滅多に帰って来ない。 日々の食事すら用意されないこともある、囚人のような生活に、シャルリーヌの心は限界に達していた。 (もう我慢できないわ。ディアーヌ様の顔を立てるために我慢してきたけどもうたくさん) ディアーヌも、一年も白い結婚を続けていたと知れば離縁を認めてくれるだろう。 シャルリーヌは夫と離縁する意思を固め、休職中の侍女の仕事に戻ろうと決意する。 そして、城で暮らす夫へ向けて手紙を書いたのだが――何故か彼は、血相を変えて帰って来て、シャルリーヌを部屋に閉じ込めてしまった。 それどころか、シャルリーヌを虐げていた使用人たちを次々と解雇しはじめて、生活の面倒を自分が見ると言い出して…? いったい何が起こったのか。 夫から逃げ出したいシャルリーヌは、閉じ込められた部屋の中で考える。 彼は本当に夫だろうか。 いったい何が起こったのか。 シャルリーヌは知らない。夫に、一度目の人生の記憶が蘇ったことを――

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/05/01
  • 現在の作品愛さないと言った夫が豹変しました~囚われたわたしが夫の真実を知るまで~