あらすじ
帝国を簒奪しようとした罪に問われ、斬首刑に処されかけた罪人ローゼッタ。
しかし彼女こそが本来の皇帝であり、皇位を狙った叔父マグヌスによって魔法で存在を消された皇女であった。
記憶を奪われて穢れ役として利用され続けた彼女はある日、皇族のみが有する魔力に目覚め、すべてを思い出す。その力は、夢の中で他者と意識を共有するものであった。
「貴女は何もやっていないのに、今も昔も! そうでしょう――『第一皇女』!」
唯一自身の存在を把握していた騎士ノエルに救われたローゼッタは、復讐を誓った。
やがて彼女は、弱きを助け強きを挫く謎の英雄として名を馳せていく。
すべては、自分を陥れたこの国に跋扈する悪人たちを裁くために。