あらすじ

前世はごく普通のOL。唯一の趣味は学園恋愛ゲーム。
推しは第三王子。温厚で、誠実で、どうしようもなく顔がいい。

気がつけばそのゲームの悪役令嬢に転生していた。

断罪は覆せない。どれだけ対策しても、シナリオの強制力が全部潰してくる。
入学式の壇上で婚約破棄。退学宣告。控えの間に連れていかれて——

光に包まれた瞬間、私は透明になった。

声が出ない。姿が映らない。文字を書いても消える。
触れても「風かな」で済まされる。
「私」を伝える手段が、何一つない。

それでも。

推しの杯に毒が盛られるなら、見えない手で弾き落とす。
推しに刃が向くなら、誰にも気づかれずに立ちふさがる。

ゲーム知識だけを武器に、透明な令嬢の命がけの推し活が始まる。

——見えない。聞こえない。それでも推しは、死なせない。

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アルファポリス
アルファポリス2026/05/01
  • 現在の作品【完結】断罪された悪役令嬢は存在ごと消されました ~見えません、聞こえません、でも殿下の毒杯くらいは弾けます~