あらすじ

ある朝、俺は自分の名前を忘れていた。 スマホの連絡先からも、履歴からも、自分だけが消えている。 それなのに世界は普通に動き続けていた。 そして気づく。 ――この世界では、人は「自分で自分を削除できる」。 理由も、記憶も、痕跡も曖昧なまま。 ただ一つ確かなのは、俺は昨日、自分を消した“らしい”ということだけ。 さらにスマホには見覚えのない通知が残っていた。 『新しい“あなた”がログインしました』 俺はまだ、俺なのか。 それとももう、誰かに置き換えられているのか。 名前が消える世界で、失われていくのは記憶か、それとも存在か。

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小説を読もう2026/05/01
  • 現在の作品『名前が消えた朝、俺は自分を削除したらしい』 ──ログイン履歴に“存在しない自分”が残っていた件──