あらすじ
並行世界をつなぐ魔法陣。その扉を開く願いとは? 巻き込まれた女子高生の運命は?
【あらすじ】
その図書館には、奇妙なうわさがあった。
図書館にあるどれかの本のどこかのページには魔法陣が描かれていて、そのページを開くと願いがかなうと言う。
受験勉強でその図書館に頻繁に通っている女子高生の時島佐奈は、誰から聞くともなくそのうわさを知っていた。
ある日、佐奈は図書館でずっと読みたいと思っていた量子力学の教科書を手に取る。
その本を開いたとたん、佐奈は微妙に異なる別の世界へと転移する。
自宅を見つけることができず途方に暮れる佐奈に、図書館司書の上月冴子が手を差し伸べる。
佐奈は冴子の自宅に泊まることになったが彼女もなにか様子がおかしい。
佐奈は冴子のもとから逃げ出すが、結局は戻ることになる。
戻ってきた佐奈に冴子は真実を話す。
佐奈は図書館横にあった高エネルギー素粒子物理学研究所の事故で開いた別への世界の出入り口を通ってこの世界にやってきたと言うのだ。
その事故では冴子の娘が無くなっていた。
冴子は、事故で開いた別の世界への出入り口を使って、自分の娘の変わりを探していたのだ。
佐奈を自分の娘にしようとする冴子。
佐奈と冴子は修羅場を演じる。
そこへ近所の通報を受けて警察がやってきた。
二人は収監される。
佐奈は施設に引き取られた。
ある夜、佐奈は施設を抜け出す。
そして図書館へ。
そこで自分がこの世界に来ることとなった本を手に取って開く。
気づいたとき、そこは高エネルギー素粒子物理学研究所の量子コンピューター室だった。
爆発事故に巻き込まれる佐奈。
次に気づいたとき、佐奈は本になっていた。
その本を手に取っている少女は上月美紀。
もとは本だったが、佐奈に変わって人間に戻れたのだ。
美紀は本になった佐奈を閉じて書架に戻す。
佐奈は気づく。
この図書館の本は全て紙の本の形をした電子書籍だったことを。
ネットにアクセスできることを。
佐奈はまず無料のメールアドレスを取得した。
そのアドレスを使ってSNSのアカウントを作る。
そしてネットに書き込むのだ。
その図書館には、奇妙なうわさがあった。
図書館にあるどれかの本のどこかのページには魔法陣が描かれていて、そのページを開くと願いがかなうと。
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【更新履歴】
2026年5月1日16時 投稿
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この作品のもとになった作品は別の名義で一度公開されています。
この作品は日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト2025の共通文章から創作した作品を改稿したものです。
https://www.pixiv.net/novel/contest/sanacon2025
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小説家になろうでも公開しています。