あらすじ

王国に召喚された女子高生の美恵子は鑑定魔眼持ちだった。 だが、それ以外のスキルが無い勇者は城でも持て余されていた。 それでも、王国の悲願である魔王を倒すため、恵美子は仲間を集めるため、王都を徘徊する。 貧乏貴族の三男坊であるカズーイは、全能の知という賢者のスキルを始め、信頼の一撃、高出力砲といったレアスキルを持った大賢者だった。 だが、この世界に生を受けてから16年、その能力をひた隠しにして生きてきた。 なぜなら目立ちたくなかったから。 そして、目立たずに暗躍する俺、カッケーから。 王都に安宿を借り、偽装スキルでステータスをゴミに替え、出来損ないの男爵家の三男坊は駆け出しの冒険者を装っている。 薬草採取や荷物運びなどに奔走しながら、貧乏貴族とバカにされながらもへらへらしている生活を演じているのだ。 薬草採取中に遠出しては遭遇した本来生息しないはずの暴走した魔物の群れを人知れず駆逐したりと、自己満足の活動を続けていた。 そんなある日、カズーイは勇者である美恵子と出会ってしまう。 「この人、大賢者様です!絶対に強いです!」 その一言に困惑しながらも首を傾げるカズーイ。 周りの冒険者たちはその話に大笑いする。 「こんなアホが大賢者様なら、俺様は大剣士様だな」 「私が鑑定で見たんです! 絶対です! ね、カズーイ様?」 そう言ってほほ笑む美恵子。 「なんでそんな嘘を……」 困り顔のカズーイ。 「嘘って、しらばっくれるんですか!」 怒る美恵子。 「あ、僕が告白を断ったから……そんな嘘をついてまで僕を困らせるのはやめてください!」 泣き顔を作るカズーイ。 周りの冒険者たちもさらに笑い出した。 「お、お嬢ちゃん、フラれちまったのか? でもそれで嫌がらせはいかんな?」 「なんなら俺が付き合ってやろうか?」 そんな言葉が飛び交う。 わなわなと震える恵美子。 「嘘じゃない! それに私がいつあなたに告白しましたか!」 そう言って地団駄を踏む。 そこから、美恵子のカズーイへの付きまといが始まった。 ―――――― 下記もよろしく。 [連載中]まきこまれ召喚はわんことともに https://ncode.syosetu.com/n1667lu/

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小説を読もう2026/05/01
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