あらすじ
裏切り、罵倒、そしてどん底からの成り上がり――。
血生臭い「復讐小説」の世界に転生してしまった俺。せっかくなので後世に語り継がれるような重厚な復讐録を書き残そうとしたものの、致命的な問題があった。俺には「語彙力」が全くなかったのである。
「一、頑張る」「二、主人公を何とか説得させる」
こんな小学生の夏休みの目標みたいなメモでは、俺の凄絶な復讐劇がコメディになってしまう!
そこで俺がすがりついたのは、一緒に転生したスマホに入っていたAIアプリ『Gem〇ni(通称:ジェミ公)』だった。
俺のミジンコみたいな文章をプロンプトとして放り込むと、ジェミ公はそれを「最高にクールで残酷な復讐者のモノローグ」へと完璧に超翻訳(リビルド)してくれたのだ!
俺は決めた。記録は全部ジェミ公に丸投げし、俺はそれに合わせて「なんかかっこよく」振る舞うことにする。
さらに、中世の地下牢になぜか設置されていたACコンセント(異世界魔力1200V)で急速充電されたジェミ公は、謎のアップデートを遂げてしまい……!?
語彙力ゼロの主人公と、神翻訳で暴走するAIが織りなす、粉飾決済100%の異世界復讐(?)コメディ、開幕!