あらすじ

この世界には聖女には二種類居る。それは、人間の組織に認められた『権威的な聖女』と神にその心根や実力を認めさせた『実力タイプの聖女』。クラウディアは『実力タイプ』 男装をし、顔を隠し。銭ゲバと後指を刺されても彼女はその生き方を貫く。 彼女の母親は、その格闘術だけでスキルも魔法も使えないが位階神の一角を簒奪した。ハクア・ニューブリッツ・ユグドラシル。捨て子だったクラウディアは、母親が神と知らず育つ。母親の後を追う様に格闘術を身につけた。ただ、彼女の才能は魔法の極振り。 その様子を見て、ハクアの友達の屑神は面白いと笑う。彼女は母親が位階神である事を知らず、エルフの母親としてしたう。ハクアは常に娘に言いきかせる。 『神というものは力があるだけのボンクラで、大した事はない』と。そして、『真に強いのも怖いのもイカれているのも人だ』と。そして、『この世の全てを思い通り当たり前の様に覆す神なんてのは、この世に一柱(ひとり)』自分も含め、自然には勝てず。多数には押され、自身の無力と限界を悟る日が必ず来る。そこで泣かない為に、自分は最後まで立っていたのだと。納得する為に己を鍛えるのだと娘に教えた。 まさか、その当たり前のように覆す神というのがしょっちゅう頭の中でうどんを啜る音を聴かせたり。連絡すれば、鼻提灯を作ってへそ天でリラックスしすぎた猫の様に転がってる幼女だなんて微塵も判りたくなかった。母の友達として出会い、精霊か妖精の類だとおもっていたらまさかのこいつ。母の言っていた、全てを当たり前の様に思うままに覆す『改竄の女神』だが、クラウディアはこいつの事を屑神と呼び。幼女もそれを気に入って、自分の事を屑神と名乗り始めた。 クラウディアは呟く、『母さん、神はボンクラどころじゃ無く。マイペースなニートじゃない』と。 これは、屑神エターナルニート・エノと聖女クラウディアの出会いからの話。

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カクヨム2026/05/01
  • 現在の作品鉄拳聖女のクロニクル