あらすじ
大富豪の令嬢ソフィ・ルースは、父の命令で見知らぬ画家を迎えに行くことになる。
本当なら友人たちと海へ行くはずだった彼女にとって、それは退屈で理不尽な用事でしかなかった。
しかし道中、ソフィはトンネルに描かれた星空の壁画に心を奪われる。
そして、外出先で出会った、絵の具で汚れた服をまとった少年画家、グリム。
壁画を描いたのは彼なのか?
わがままなお嬢様と、星を描く少年。
何もかも違う二人の出会いは、やがて、止まっていた心を静かに動かしていく。
星空の壁画をめぐる、ひと夏の出会いと再生の物語。
※本作品はカクヨムにも掲載しています。