あらすじ

双子の姫君は肩に流した柔らかな黒髪を互いにつかみ、にこやかに笑うと小さく光る短剣を髪に押し当てた。 「これより我が東来国は全力をもって、敵国レティシアの侵攻を阻む。強き者よ、名乗りをあげよ。我が後に続け」  切り落とした互いの黒髪を握る手を高々と上げた黒琳と白琳は、剣を持つ手に力を込めて視線をかわした。艶やかな黒髪は指の間をすり抜け、薫る風にさらわれた。 ◆◆◆ 東来国の双子の姫君たちを主人公にしたダークファンタジー掌編小説。戦争と政治の話です。 2008年夏執筆。 この作品は、zektbachの『Blind Justice』を聴いて書いたものです。

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エブリスタ2026/04/09
  • 現在の作品盲目の花々の園