あらすじ
「……どいて。邪魔よ。空気が汚れるわ」
学園の女王、神代凛花。
名家の子女で容姿端麗、しかし触れるものすべてを凍らせる「氷の令嬢」として恐れられる彼女の隣の席になった俺、佐藤誠。
だが、俺は知ってしまった。
彼女が毒を吐くたび、俺の脳内に響き渡る「真逆の本音」を。
((((((((((あああああ! 佐藤くんの『ごめん』って顔、守護らなきゃいけない可愛さだったじゃない! バカ! 私のバカ! 猛省しなさい!!))))))))))
態度は冷酷、でも心の声はハイテンションな乙女。
俺を「無能」と蔑みながら、心の中では「愛してる、結婚して、むしろ私が佐藤くんになりたい」と全財産を差し出す勢いで求愛してくる。
不器用すぎて「調教」と称してはお茶会に誘い、「ゴミ」と言いながら手作りのミサンガを渡してくる。
そんな彼女の「本音の爆音」にツッコミを入れながら、俺たちの距離は少しずつ、でも確実に(脳内では爆速で)近づいていき――。
外面は氷点下、中身は沸騰寸前の重たすぎる愛。
「心の声」から始まる、不器用令嬢とのニヤニヤ不可避な学園ラブコメ、開幕!