あらすじ

公爵令嬢ヴィオレッタ・アッシェンドルフ。十二歳から続く王太子レオンハルトとの婚約。 彼女が水面下で握っていたのは、王国の経済決裁権・魔導防衛網の制御鍵・聖女制度の認証印——三つの中枢機構。 婚約破棄の夜。「お前のような無能な飾り妻はいらない」と告げる王太子の腕には、別の令嬢。 ヴィオレッタは静かに、自分が握っていた書類を全て王太子に手渡した。 「これらを、お返しいたします。どうぞ、お好きに」 翌日、隣国ヴァルディム帝国の若き皇帝アレクシスが、ヴィオレッタの領地に予告なく現れた。 「あなたが現王国の真の支配者だと、知っていました」 「私の妻に、なって、いただけませんか」 王国は、その夜から崩壊し始める。 後年、ヴィオレッタの名前は、ヴァルディム帝国黄金期の【礎の母】として、歴史書に残ることになる。

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小説を読もう2026/04/30
  • 現在の作品『無能な飾り妻はいらない』と婚約破棄された私——王国の経済・防衛・聖女制度を一人で握っていたのですが、どうぞお好きに。隣国の若き皇帝が、私を娶りたいそうです