あらすじ
私達は双子だからお互いの事を知り過ぎているの。 辛い事があっても、二人だから乗り越えてきた。けれど中学一年の冬に、双子の姉、響は突然この世から去った……。
何でも知っていると思っていた、響には私の知らない初恋の相手がいた。 響が何故私に好きな人がいる事を隠していたのか?
それは私を守るためだった──
詩歌は、優等生の双子の姉、響がこの世を去ってから、精神的に病んでしまった母を一人で支えていた。 母の為に、優等生だった響のように振る舞い、自分を押し殺す日々だが、偶然知り合った伊織という男子に救われながら、本来の自分を取り戻していく。
そっと手のひらに書いた文字はあなたしか知らない──