あらすじ
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※『カグヤのきせき』のサクと結月のお話
末の弟のためにハンバーグを作ろうと思った帰り道。
目を奪われるほど綺麗な満月に見惚れ、結月は階段から足を踏み外した。
——目が覚めたら、そこは見知らぬ世界。
月を信仰するその異世界で出会ったのは、俺様で口の悪い皇太子サマ。
「助けてやるが、俺の足は引っ張るなよ」
「はぁ!? 勝手に庇護しておいてそれ!?」
あまりの横暴に言い返したはいいものの、不安と恐怖は限界で。
気づけば涙がこぼれていた。
「おい、泣くなよ。……頼むから」
不器用な優しさに包まれて、慣れないそれに頑なな心が溶かされていく。
――満月の夜から始まる、
しっかり者な迷い人と俺様皇太子との異世界恋愛ストーリー。