あらすじ
台風の夜、大学生の柊透花は、海辺に佇む駅にいた。
電車は来ない。時刻表もない。けれど駅舎の奥には、まるで昔からそこに住んでいるかのように穏やかに暮らす人々がいた。
奇妙な共同生活の中で、透花は少しずつこの場所の温もりに心を灯していく。
ここはどこなのか。
そして列車の終点はどこなのか。
別れを繰り返し、知るものとは。
止まったままの時間の中で、透花は忘れかけていた「帰る理由」を思い出していく。
海辺の駅で出会った人々に背中を押され、もう一度生きる方へ歩き出す、そんな家族再生の物語。
*サムネ画像:アイビスペイント素材を一部使用
*更新日時:毎日12時40分過ぎ頃、2話ずつ
*完結予定日時:5/3(日)
*コンテスト:パステルNOVEL様 小説大賞 応募作品