あらすじ
ヨル(26歳)は、恋人のフィオレとつつましく暮らす平凡な青年。
ふつうとちょっと違うことといえば、フィオレが実は植物だってこと。フィオレは、見た目はすらっとしたイケメンの青年。でもほんとうは、いっしょうけんめい人間のふりをしているツル性の植物人外。それを知っている人間は、ヨルと、園芸店のおじさんだけ。
ヨルはデパ地下の高級デリカテッセンでバイトをしながら、休日にはささやかな食べ歩きを楽しんでいる。もちろん、フィオレも一緒。フィオレは人間みたいな食事を必要としないけど、ヨルがいろんなものをおいしそうに食べる姿に興味津々。
「ヨル、おいしい?」とフィオレが聞いてくる。
「おいしい。甘酸っぱくて冷たい」と僕。
「それってリン酸みたいな味!?」とフィオレが顔を輝かせる。
「まあ、うん……そう、かな」と苦笑いする僕。
おいしいものが大好きなヨルと、ヨルのことが大好きなフィオレ。ふたりの暮らしには、何も事件は起こりません。悲しい別れも試練もありません。本人たちにもふしぎな自覚はなくて、ただただひたすら、ほのぼのハッピーな日常の話です。仲良しふたり組の幸せ食べ歩きライフを、どうぞお楽しみください♡
☆ふたりが食べるメニューの一例(予定)☆
・イチジクと鴨ハムのそば粉ガレット~バルサミコソースがアクセント」
・和菓子「若鮎」~やわらかい求肥をカステラ生地で包んだ夏のお菓子
・ポルチーニ茸が薫るきのこリゾット~濃厚なブルーチーズの風味
・フランボワーズのレアチーズタルト~ルビーみたいに滴る真っ赤な果汁
・焼きあごの出汁で味わうにゅう麵~体ぬくもるやさしい滋養食
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◆ご留意事項
・人外(植物擬人化)攻め×平凡青年受けです。
・すこし・ふしぎっぽい現代ファンタジーです。
・濡れ場あります。ライトな触手プレイっぽい表現があります。
・お料理の味を肥料に例えたりする場面がありますが、すべてフィクションです!
・苦手な食材があったらごめんなさい。
それではどうぞよろしくお願いします!