あらすじ
王国で「氷の処刑人」と恐れられていた公爵令嬢、フィオレンツァ。彼女は第一王子から婚約破棄と国外追放を言い渡され、どん底の絶望に突き落とされる。しかし、涙を拭った瞬間に気づいてしまった。「あれ? 私、このまま義務も責任もない自由な旅に出られるのでは……?」
足枷が外れた彼女は、すぐさま快活なポジティブ令嬢へと覚醒。自分を捨てた元婚約者たちが自滅していくのを尻目に、国境を越える。
旅路で出会ったのは、お人好しすぎる商売人ポロロン、冷徹なのに甘えん坊な元執事シズル、そして太陽のように明るい若手冒険者テト。前向きすぎるフィオレンツァの輝きに惹かれた彼らと共に、彼女は強国・帝国を拠点にした新たな生活を始める。