あらすじ
元侯爵夫人であるエレオノーラ・ローゼンタールは、ロランディア王国とバルツァー王国の戦争で夫を亡くし、敗戦国の「戦利品」としてバルツァー王国へ連れて来られる。粗末な使用人服を纏いながらも毅然とした態度で過酷な労働に耐えるエレオノーラ。その類まれな美貌と、屈辱的な状況にあっても決して折れない気品は「氷の騎士団長」と恐れられるギルベルト・フォン・シュバルツバルトの目に留まり、歪な関係を続ける。ある日ギルベルトとの間に子どもが出来たことを知ったエレオノーラは彼の前から姿を消す。
誇りを失っても気丈に生きるエレオノーラと不器用な次期公爵の騎士団長ギルベルトの真実の愛を紡ぐまでのストーリー。