あらすじ

先日、ある読者の方からコメントをいただきました。 「才能がない私でも、書けるでしょうか」 短い言葉の前で、私はしばらく止まっていました。 他人事ではなかったからです。 私自身、何度もこの問いの前で立ち止まってきました。 このシリーズは、その問いから始まった、五回のコラムです。 「才能なんて関係ない」という励ましも、 「才能がすべて」という諦めも、 どちらも誠実な答えではないと、私は思っています。 だから一回の記事では書ききれない。 五回かけて、ゆっくり降りていくことにしました。 ①「才能がない」と感じる、その感覚について ②「才能」という言葉を分解する ③才能は「ある」。でも、思っているのとは違う ④他人の才能と、どう向き合うか ⑤才能がない、と感じる夜のために 書き手として、特別な才能や実績がある人間ではありません。 ただ、本が好きで、書くことを続けてきた一人です。 だからこのシリーズは、誰かに教えるためというより、同じ夜を知っている人と、隣に座って話すつもりで書いています。 「才能がない」と感じる夜が、もしあなたにもあるなら、この五回が、その夜のいくらか静かな伴になりますように。 ※姉妹シリーズ「文体という個性」もあわせてどうぞ。

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カクヨム
カクヨム2026/04/29
  • 現在の作品「才能がない」と思っているあなたへ