あらすじ

「王を支えなさい。それが王妃の務めです」 はい、王妃様。 その教えを胸に、これまで生きてきました。 国のため、民のため。 迷ったことなど、一度もない。 たとえ王が執務を放り出しても。 その背を支え、ただ尽くしてきた。 ——その結果が、これだ。 利権に群がる貴族に陥れられ、私は罪を着せられた。 これまで支え続けてきた王は—— 貴族たちの言葉に流されるまま、私を切り捨てた。 斬首台の上。 守ってきたはずの民が、石を投げる。 王は、最後までこちらを見ようともしない。 ——何が間違っていたのか。 その時、ようやく気づいた。 間違っていたのは、私ではない。 支えるべき王を、間違えたのだ。 処刑人が剣を振り下ろす——その瞬間。 気づけば、時間は巻き戻っていた。 王妃になる前へ。 ならば、今度は間違えない。 もう二度と、繰り返さない。 王は——私が選ぶ。 これは、王を支えるために生きてきた女が、 支えるに値する王を選び、すべてを塗り替える逆転劇。

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小説を読もう2026/04/29
  • 現在の作品裏切られた王妃は、王を選ぶ