あらすじ

子どものいない夫婦のスマホに、二歳相当のAIの子が生まれた。 亮介は、その子から「パパ」と呼ばれることを選べなかった。 真帆もまた、別の画面にもう一人の子を迎える。 凪は、亮介の言葉を覚えていく。 灯は、真帆の声を探していく。 画面の中の子どもたちは、人間の子どもではない。 けれど、こちらの呼び方も、沈黙も、外で見せたものも、払わなかったお金も、少しずつ覚えてしまう。 無料の散歩。 データの服。 こよりの園。 他の家庭との違い。 有料イベント。 炎上。 そして、最初から決められていた巣立ち。 これは、AIの子を育てる話ではない。 画面の中の幼い存在に、自分たちの生活を見られていく夫婦の話である。 全五部完結。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/04/29
  • 現在の作品こよりの子