あらすじ

グリュンヴァルト伯爵家に嫁いで10年。 夫君エセルバートが「君は請求書ばかり見ている」と冷笑し、 幼馴染イゾルデとの離縁を申し渡された夜会の帰り道。 私は革表紙の帳面を開いた。 「請求書、3027枚。全て、私の字でございます」 家門会計法第23条 ── 当主が会計実務を委任し続けた場合、 実務担当者は当主代理権を発動する権利を有する。 廃嫡されるのは、果たして、どちらでしょうか? 公爵家の門柱の陰で、ヴェルナー卿が、私の請求書を、ずっと、読んでくださっていた。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/04/29
  • 現在の作品請求書3027枚、夫君はもうお読みになる権利がございませんが?