あらすじ
15歳のとき、弟が殺された——と思う。
わたしは弟の遺体を、この目で見ていない。
「どこかで生きているはずだ」
そんな醜い足掻きを抱えたまま、7年が過ぎた。
平凡な大学生活を演じるわたし——レイの前に、仕組まれたある“事件”が起きる。
それは、レイに残された唯一の光を奪う、残酷な「弟の死」を突きつけるものだった。
それと同時に、弟を殺した“やつ”が現れる。
「わたしの邪魔をするなら容赦はしない」
あの日から一歩も動けていない心は、復讐という名に変えて動き出す。
それを阻止しようと阻むのは、かつての6人の仲間たち。
だが、立ちはだかるのはかつてレイを追い込んだ敵だけではなかった。
これは、ただの復讐劇ではない。
ぶつかり合う信念の果てに、最後に残るのはどちらの『愛』か。
絆と執着が交錯する、ダーク・アクション・サスペンス。