あらすじ

高校2年の春。 特別なことなんて何も起きないはずの、普通の学校生活。 そんな中で俺――結城ミナの隣の席にいるのは、水瀬ユイという女子だ。 こいつはとにかく、やたらと俺をからかってくる。 授業中、休み時間、放課後。 気づけばいつも隣にいて、どうでもいいことで笑って、どうでもよくない距離で話しかけてくる。 「ねえミナ、今ちょっと意識したでしょ?」 「してない」 「絶対してた」 こんなくだらないやり取りが、なぜか毎日続いていく。 ただの友達なのか、それともそれ以上なのか。 自分でもよく分からないまま、少しずつ距離だけが近くなる。 でもユイは時々、ふざけた顔のまま、妙に真剣なことを言う。 「もし私がいなくなったら、ちゃんと寂しがってよね」 冗談みたいなその言葉が、なぜか頭から離れない。 これは、まだ名前のついていない関係の物語。 からかい合いながら、少しずつ近づいていく、二人の日常ラブコメ。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/04/29
  • 現在の作品となりの席の彼女が、やたらとからかってくる