あらすじ
気がつくと、会社員の青年は異世界に転生して少年になっていた。育ての父と共に生きる術を学んでいたが、ある日、強大な魔物との戦いで父を失う。
極限の飢えの中、生き延びるため、彼は“本来は食べるはずのない魔物”を口にした。
その瞬間、体に異変が起こる。
魔物を調理して食べることで、ステータスが上昇し、さらにはスキルを獲得できる。
だがその力は不安定で、調理を誤れば能力は下がり、命の危険すら伴う“ハイリスク・ハイリターン”の力だった。
やがて奴隷として売られた少年は、魔物狩りの女戦士リシアに買われる。
リシアの拠点で廃棄されるはずの魔物を調理しながら、少しずつ力を身につけていく日々。
観察し、試し、失敗し、また食べる。
“どうすれば美味く食えるか”を追い求めるうちに、少年は気づかぬまま強くなっていく。
戦いの中で得た力、料理を通じて生まれる絆、そして増えていく仲間たち。
だが本人にとって大事なのは、ただ一つ
「どうせ食うなら、美味く食いたい」
これは、魔物を食べて強くなり、
気づけば勇者に近づいていた少年の物語。