あらすじ
神と人の恋が紡ぐ神話――いま、運命が動き出す。
「…嬢ちゃん?月下老人が、あんたには二本の赤い糸をくれたね。あんたはこれから二人の人を愛することになるだろう」
あれは…誰から聞いた言葉だったかな…?
清らかな処女を新婦として捧げなければ、雨を降らせぬという水神・ハベク。
長きにわたる干ばつに疲れ果てた村人たちは、神の怒りを鎮めるため、新婦を生贄として捧げることにする。家族と村を救うため――ソアは自らを犠牲にし、ハベクの新婦となる道を選ぶ。
水に溺れて意識を失ったソアが目を覚ますと…そこは人の世ならぬ「水国」だった。
そしてハベクと出会うのだが、彼女が思い描いていた姿とは、あまりにもかけ離れていて…!
運命に結ばれた赤い糸が、静かに絡み合いはじめる――。