あらすじ

街を騒がせる正体不明の大怪盗――“赤ずきん”。

予告状を送りつけ、警察の包囲網を鮮やかにすり抜け、宝石だけを狙う謎の怪盗は、いつしか世間を騒がせる存在となっていた。

柏木警察署・地域課の警察官、狼谷凪は、そんな赤ずきんの捜査に異常なほど執着していた。

挑発するように現れ、時には彼だけへ接触してくる赤ずきん。

なぜか狼谷の好みを知っている怪盗。

近すぎる距離感。

そして、どこか懐かしい声。

追うほどに、狼谷の中で“ある過去”が蘇り始める。

――幼い頃、目の前で消えた幼馴染・紅野美來。

やがて狼谷は気づく。

この事件は、ただの怪盗事件ではない。

童話の名を持つ犯罪者たち。

闇市場。

そして、“綴”と名乗る謎の存在。

すべての裏で糸を引く黒幕によって、街そのものが巨大な物語として書き換えられていた。

これは、

“正義”として生きてきた警察官と、

“怪盗”として生かされてきた少女の、

歪で切ない追走劇。

狼は赤ずきんを捕まえるのか。

それとも――救うのか。

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アルファポリス
アルファポリス2026/04/28
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