あらすじ

ある日、トシノリのスマートフォンに届いた一通のメッセージ。 ――「助けてくれればよかったのに」 その一言は、彼の心に消えない後悔を残していた。 動けなかった、たった一歩。 救えたかもしれない命。 そんな彼の前に現れたのは、年を取らぬ存在――ルル。 彼女に導かれ、トシノリは“もう一度選べる世界”へと足を踏み入れる。 辿り着いた先は、歴史の狭間―― 源義経が最期を迎えるはずだった場所。 救えば、歴史は変わる。 だがその代償は――“大切な記憶”。 それでも彼は選ぶ。 すべてを失ってでも、誰かを救うことを。 やがて、世界は書き換えられ、義経は生き延びる。 しかしトシノリは、自らの記憶をほとんど失ってしまう。 それでもなお、彼の心には“何か”が残っていた。 名も思い出も消えた先で、彼は再び問う。 ――「あなたは、誰ですか?」 これは、救いと引き換えにすべてを失った男と、 それでも寄り添い続ける存在の物語。

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小説を読もう2026/04/28
  • 現在の作品あなたを忘れても、救いたかった ーレモンバーベナー義経編ー