あらすじ

「シャルロッテ、ジゼルが今夜も倒れたんだ。君の席を、譲ってくれ」 王宮儀典局・上席席次官補佐のシャルロッテは、夫となる予定のアレクシス様から、これで3度目の同じ申し出を受けた。 ところで、王宮儀典局には『席次規程第19条』というものがある。 ――招待状の宛名人が3度連続で当該席を辞退した場合、当該年度の王宮行事名簿より、自動的にその者の名前を削除する―― 「承知いたしました。本日の空席をもって、貴方様のお名前は、春会の名簿から消えます」 これは、いつも他人の席を整える仕事をしてきた令嬢が、初めて自分の席を、誰かに大切に整えてもらう話。

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小説を読もう2026/04/28
  • 現在の作品3度の空席で、婚約者殿のお席を消しました