あらすじ
「死者を視せる令嬢」――
その噂が広まったことで、多くの人が“幽霊を見る”ようになった。
しかもそれは、ただの幻では終わらない。
人の想像と魔力によって、怪異は“実体”を持ち始めたのだ。
増え続ける目撃情報、変化していく怪異の性質、ついには負傷者まで――。
原因は、自分の噂。
止めようとすればするほど広がる恐怖の連鎖の中、ブレナンはひとつの結論に辿り着く。
嘘から始まった力が怪異を生み出した時、彼女はそれを制御できるのか。
嘘つき令嬢と堅物騎士が、怪異と向き合う異色の異世界ミステリー恋愛譚。